人生を輝かせる『キレイ』が満載!

尾花けい子さん

2012年5月15日 公開

ヘア&メイクアップアーティスト 数多くの女性誌・美容誌を手掛けるほか、わかりやすく実用的なメイクテクニックから、NHKをはじめとするテレビ出演も多い。 著書は、尾花けい子の極上のナチュラルメイク(ワニブックス 美人開花シリーズ)、メイク上達ブック(オレンジページムック)、尾花けい子のメークの常識・非常識(小学館)など多数。 公式ホームページ PINKSSION http://pinkssion.com/

美容にもメイクにも不可欠なのが“客観性”。 自分の魅力をどう表現すればいいかわかっている人は美しい。

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Q1:ご自身のメイクをひと言で表現するとしたら?メイクをするうえで、最も大事にしていることは何でしょうか?

ヘアメイクが仕上がる頃には、本人の表情が輝いていること。そのことを最も大切にしています。

一緒にヘアメイクをつくっていくなかで、気持ちが上向く変化を感じてもらったり、カメラの前に立った時に最高の表情がつくれるように...など、内側に自信を宿らせるような気持ちでメイクを施しています。女優・モデル・一般の読者ではメイクの方法や見せ方が変わりますが、どんな方であってもメイクの仕上がりを見て「私、イケてる!」と感じて欲しいですね。

Q2:お仕事の中で、印象に残っている作品を教えてください。

手掛けたヘアメイクひとつひとつに思いが込められていて、すべてのメイクページや作品を保存しているので、なかなか決められません。

でも、印象に残っている出来事といえば、資生堂の美容専門学校サブファの卒業制作発表の時でしょうか。私は“カラス”をテーマにして、黒い衣装をまい、顔は白塗りの作品をつくったのですが、それは20人の同期のなかでも、かなり浮いていた作品でした(笑)。ところが、その作品で最優秀賞を頂いたことで、自分の信じたことを表現するのがベストなんだ、と実感することができまして。その後、プロのヘアメイクを志すうえで、自信を得られた出来事でした。

Q3:たくさんのモデルや女優と関わる中で、どんな女性を美しいと感じますか?

包容力がある人。自然体で、感性が豊かな人。プロフェッショナルな人。

他人を受け入れたり、思いやりがあるような、包容力がある人は美しいと思います。また、感性が豊かな人は、トレンドや気持ちをキャッチする感度に優れていますね。プロフェッショナルな人は、求められることに応える力がありますが、そうするためには自分を律する必要がある。そんな女性は、しなやかで美しい人だと尊敬しています。

Q4:街で見かける女性のメイクについて、気になっていることを教えてください。

肌と眉を見てしまいますね。

そもそも人間観察が好きで、電車に乗っている時も、人のメイクをつい見てしまいます。特に肌と眉。眉はずいぶん前に流行した細眉のまま、時が止まっているアラフォー女性が多い。肌は素肌っぽく若々しく見せたい気持ちはわかりますが、実際にはただ薄いだけで、シミや色ムラなど、カバーできていない人が目立ちます。年齢を重ねるほど、思い込みをなくし、チャレンジ精神を持っていつまでも美を更新していって欲しいと思いますね。

Q5:自分に似合うメイク、自分をより美しく見せるメイクを見つけるコツを教えてください。

美容、メイクアップを客観視できることが大切です。美容好きな人方ほど、マニアックな方向に進んでしまいがちですが、美容やメイクアップは他者の視点を取り入れることが不可欠なので。

また、シミやしわなど細かい部分だけにこだわらずに、もっと大きな視点で“きれい”を捉えることも必要です。
ヘアスタイルとのコーディネートなど、美しさのバランスを全身で考えましょう。

Q6:大人メイクのトレンドは?

私が施す大人メイクは“補う”ことが基本です。たとえば、年齢とともに失っていくつや感は、メイクで補うことができます。本来、その女性に備わっていたツヤや、肌のボリューム感をメイクで再現させること。肌に若々しい透明感を与えること。そんないきいきとしたメイクが、大人の女性に似合いますね。

Q7:「ここだけはおさえたい!」メイクのワンポイントレクチャーをお願いします。

パールの種類や色の配合バランスは、化粧品ブランドによって大きく異なります。発色は赤、緑、ピンク、シルバーなど、さまざまなカラーがあり、パールも大きさや配合量など、その組み合わせは千差万別。

フェイスパウダーにしても、シルバーパールであれば冴えた印象に仕上がるし、赤、ピンクが入っていれば温もりある表情に仕上がります。そんな仕上がりイメージや、自分がなりたい肌を意識して、パールアイテムを選ぶのがポイントです。

Q8:スキンケアや食べ物、健康法など、ご自身の美容に対するポリシーを教えてください。

体調管理は大切な仕事のひとつ。内臓を冷やさないように、夏でも腹巻きやホッカイロは欠かせません。
特に撮影スタジオは底冷えすることが多いので注意しています。

また食生活では、植物性乳酸菌を摂取するためにぬか床をつくりました。忙しい朝でも手作りのぬか漬けとお茶を摂るだけで、1日の目覚めが違います。

Q9:長年愛用しているメイク道具やスキンケアを1つだけ教えてください。

全身洗浄料の「ドクターブロナー マジックソープ ベビーマイルド」は5年ほど愛用しています。すごくきれいな肌のモデルが使っていたことがきっかけです。使い始めて以来、肌の調子が良く、特に肌荒れしている人にすすめると、肌状態が改善されるようでおすすめです。

Q10:いまやってみたいこと、これからやってみたいことは?

ものづくりが好きなので、商品開発やインテリア制作にも興味があります。

最近、商品開発に携わったアイテムとしては、貝印とコラボレーションした眉ツール「貝印 アイブローガイド アイブローテンプレート」があります。

こちらはTの字型のアイブロウガイド(眉定規)と、アイブロウテンプレート(眉スケール)の2種類を開発しています。左右がアンバランスになりがちな眉メイクをサポートするのに有効なアイテムですよ。男性用も発売しているので、こちらはご主人や彼にプレゼントして頂きたいですね。
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