人生を輝かせる『キレイ』が満載!

大岡加奈子さん

2016年4月9日 公開

La Premiere代表。ファッション・コーディネーターを経て、2003年ドッグウエア・ブランド「Luxury Dogwear Dog-kiss」を創設。2008年にはレディースブランド「La Premiere」を立ち上げ、INTON社のツイードやイタリア製エミリオ布地を用いたオーダーバッグで話題に。毎年、ザ・リッツ・カールトン東京のスイートルームで開催する、華やかな受注会は著名人やセレブリティが来場。オートクチュールも好評を得ている。

美意識の高い母の影響で審美眼が磨かれました。

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Q1:大岡さんが、ご自身のブランドを立ち上げようと思ったきっかけを教えてください。

幼少の頃からデザイナーになることが夢でしたので、服飾専門学校を卒業し、アパレルメーカーの婦人服デザイナーとして働いていました。
そして、独立することを考えた時、当時ブームだったドッグウエアを手掛けることを思いつき、ドッグウエア専門ブランドを創設。やがて、そのブランドから発売したキャリーバッグが評判を呼び、そうしたヒットアイテムが生まれたことから、婦人服ブランドを立ち上げるまでに至りました。

Q2:今のお仕事をしていてやりがいを感じるのは、どのような瞬間ですか。 特に印象に残る出来事や思い出があれば併せてご教示ください。

通常は注文のやりとりがWEBのため、お客様と接する機会が少ないのですが、顧客受注会などでお客様がご試着されて、とっても喜んでいただけた時はやりがいを感じます。
また、バッグはオーダーになるのですが、ボロボロになるまでお使いくださり、全く同じものをオーダーいただいた時も嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいに。

それから、洋服のパターンを引くときに、私は人体模型で立体裁断を行うのですが、一発で美しいパターンができたときも嬉しい瞬間です。

Q3:美意識の高いお母様の影響をお受けになったとのことですが、具体的にお聞かせください。

ファッションが大好きな“服フェチ”の母でしたので、いつも百貨店を連れまわされていました(笑)。
遊園地などに連れていってもらった記憶はなく、美術館や博物館、寺社仏閣によく連れられていましたね。

また、祖母は当時住んでいた長崎から着物を仕立てるために京都に訪れていたような人。骨董品も日常生活で使っているような、そんな環境でした。

自分の気にいらないものは、針1本でも置かないことにこだわりをもち、美しくないパッケージなどは剥がして使ったり。視界に入るものへの美意識は徹底していましたね。自分が着るものだと尚更厳しくなるので、私も自然に審美眼が磨かれていったかと思います。

Q4:製品のデザインを考える際に大切にされていることは何ですか。

私のブランドでは、イタリアやフランス製のインポート生地を用いており、その素材を生かすためにデザインはあくまでシンプルです。
ただ、全身のスタイルを美しく見せるため、タイトなシルエットに仕立てており、腕まわりもほっそりと見えるように、袖ぐりはかなり詰めたパターンに仕上げています。

Q5:ファッションのこだわりやポリシーがあれば教えてください。

品質のよいアイテムを、たとえ数は少なくとも大切に着用すること。「バッグだけ高価」といったスタイルではなく、バランスよく着こなすこと。
また、小物にポイントをきかせることが多いですね。

Q6:長年愛用している美容アイテムやお気に入りのアイテムがありましたら教えてください。

基礎化粧品はずっと美人製造研究所のイースペシャルを愛用してます。
特に高機能クリームのアクティブクリームは即効性があり手放せません!

Q7:スキンケアや健康、食生活など、美のために心がけていることはありますか。

周囲が“美のプロ”ばかり揃っているので、それだけで身が引き締まる思いです。
なので、美女のお友達がいることでしょうか?(笑)。
それから、ストレスをためないことが第一です。
大好きなシャンパンを飲むと、気持ちがあがり、メンタルにもいい影響がある気がします(笑)。

Q8:お気に入りのレストランやホテルを教えてください。

奥ゆかしくかつ、華やかな設えの京都市美山にある料理旅館「摘草料理 美山荘」。
すばらしい器と空間はさすがの歴史を感じさせる京都の老舗料亭「瓢亭」。
京都3大旅館のなかで、食事が秀逸でアットホームな「炭屋旅館」
記念日に最適なキラキラがあるフレンチ「ジョエル・ロブション」

Q9:大岡さんが思う“美しい女性”とはどのような方でしょうか。

外見が美しいのは勿論のこと、さりげなく気遣いをなさる女性。
また、自分は自分という確固たるポリシーがある方ですね。

Q10:お仕事またはご自身について、これから取り組みたいことなどがありましたら教えてください。

何より細く長く続けることを大切に考えています。いつかファッションショーも開催できればと思っています。
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