人生を輝かせる『キレイ』が満載!

城華阿月さん

2016年4月16日 公開

第5回のゲストは元タカラジェンヌで、現在は日本舞踊花柳師範として、 また宝塚のOGとして振り付け指導に当たるなど多方面で活躍する城華阿月さん。 宝塚時代から身につけているという美の秘密をたっぷり語っていただきました!

PROFILE

幼少より日本舞踊を始め、 89年宝塚音楽学校入学、91年月組にて「ベルサイユのばら」で 初舞台後、海外公演(ロンドン)をはじめ数々の舞台を経て、 98年宙組に組替え。

その後も海外公演(香港・ベルリン)他多くの舞台に出演後、 02年宝塚歌劇団退団。

03年NHK朝の連続テレビ「てるてる家族」出演、 07年 世界陸上 開会式振付助手、 また他にも数々の舞台に出演・振付指導・ 09年9月より大阪・北堀江に宝塚受験コースも兼ね備えたダンススタジオを開講。

浪花屋鳥造福島店オーナーなど多岐に渡り活躍中。

ダンススタジオ and3

城華阿月オフィシャルサイト

城華阿月オフィシャルブログ

「阿月ちゃんとは家族ぐるみのおつきあい。」人間的にも魅力的で、美しさへのこだわり方もさすがプロ!ーDr.衣理」

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「衣理先生は安心して肌を委ねられる存在。プライベートとはまた違う美の対談ができて楽しみですー城華さん」」

普通じゃないことが当たり前。いつも美を意識していた宝塚時代

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Dr.衣理

阿月ちゃんとの出会いは、3年くらい前かしらね。阿月ちゃんのブログが最高に面白くてグッときたのがきっかけで私がラブコールしたの。あと、さすがに師範だけあって、着物をすごくきれいに着こなしていたのが印象的だった。ピシッとしているのにかといって堅苦しくなくて、私の好みにぴったりだったから、阿月ちゃんに着物を習えたらいいな、というのもあって。

城華さん

そしてすぐにふたりで食事会をしたんですよね。もちろん初対面だったので「はじめまして」って(笑)。

Dr.衣理

ご主人も素敵な方で、さらに家族ぐるみのおつきあいが始まって。メールのやりとりから急速にこんなに仲良くなることってないし、阿月ちゃんと会うとすごくほっとする。不思議なご縁ですよね。

城華さん

私も衣理先生が美を追求して日々勉強されていたり、母としてもきちんとしている姿を拝見して、すごく尊敬しています。自分にはないものばかりを持っていらっしゃるので。

Dr.衣理

阿月ちゃんこそ、美に関してもかなりのこだわりを持っていらっしゃる!最初のお食事のときも、基本的に冷たいものを飲まないとか、ストレッチを欠かさないという話を聞いて、私なんて欠かしてばかりだわ、って思ったくらい(笑)。髪型もいつも素敵だし、ネイルもご自分でされるとは思えないほどプロ級!

城華さん

宝塚時代は髪飾りも針金ひとつから自分で作っていたんですよ。髪型にしても、先輩の髪型とかぶったらすぐにアレンジを変えなくてはいけなかったので。
 (2612)

Dr.衣理

メイクもすごく上手。濃いわけではなくあくまでナチュラルに見えるのは、色をあまりたくさん使わないからかしら?

城華さん

メイクをするときに顔の前と後ろで鏡を合わせるんです。そうすると、人から見た自分の顔がわかるから。鏡に写った顔と人から見た顔って違いますから、舞台でもずっとそうやってメイクをしていました。

Dr.衣理

なるほどね~。ストレッチも宝塚の頃からずっと続けているんでしょう?

城華さん

はい、ストレッチは朝晩必ず。ただ、回数まで決めると義務になって続かないので、回数を決めずに開脚、腹筋、背筋、柔軟体操などを30分くらい。宝塚では、同期といえどまわりはすべてライバルなので、一緒に食事に行っても家に帰ってから腹筋したり、半身浴しながらマッサージしたりして、体型は維持するように常に気を遣ってきました。髪型もメイクもお稽古のときからいかに自分をきれいに見せるかを常に意識していましたし、レオタードひとつにしても人と違うおしゃれなものを身につけるために生地を特注したり。しかも、男役さんに失礼にならないよう、汗をかいたら何時間かおきに着替えるんです。

Dr.衣理

そういうところは今でもあるわよね。どんな時もきちんとしているように、って。だから、阿月ちゃんのバッグはどらえもんのポケットみたいに何でも出てくる(笑)! 糸ようじとか、アメとか、絆創膏とか。常にいろんな場面を想定しているのね。
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今日のファッションを拝見

おしゃれなネイルアートも阿月流!

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この日の城華さんのコーディネートは、白のパイピングが利いたフリルブラウスにショートパンツ&ロングブーツの組み合わせ。全身をシックな黒でまとめつつも、透け感のあるブラウスが肌の美しさを際立たせ、フリル使いがゴージャスさをプラス。ご自身で仕上げた赤とゴールドを交互に塗り分けたネイルも、黒の中に映えてアクセントに。抜群のスタイルと美しい立ち姿で颯爽と着こなすあたりはさすが!
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城華さん

舞台では岡持の中に“ないものはない”ように、それでいてコンパクトに、メイク道具はもちろんヘアピンから綿棒からガムテープまで収納しておくんです。あと、フリスクは口臭予防のために常備していますね。公演中はニオイの強い食べ物もNGなくらい、相手役の方を気遣うことが当たり前のことなんです。

Dr.衣理

普通の人にとっては必ずしも当たり前でないことが、常識とされている世界よね。男役の方が娘役の方の誕生日に指輪をプレゼントしたり。

城華さん

私も新人公演のとき父親役の方がネックレスをプレゼントしてくださって、本番もそれを身につけて舞台に立ちました。舞台ではお父さんが銃で撃たれて亡くなるシーンがあったんですが、その方が私のために時間を費やしてネックレスを選んでくださった思いとかが込み上げてきて、踊りながら本物の涙がこぼれてきて。もしそういうことがなかったら、何の感情も持たずにただ踊っていたかもしれない。プレゼントには、舞台の上で精神的なつながりを持つ意味があるのだと、そのとき気づきましたね。
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タカラジェンヌで時代は……

娘役として活躍した11年間の宝塚人生

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城華さんの宝塚時代の思い出のアルバムを公開! 安蘭けいさんと同期の城華さんは、ベルサイユのばらで初舞台。「宝塚音楽学校の卒業公演や初舞台のときは、まつ毛の付け方もヘタでいま見るとちょっと恥ずかしいですね(笑)」

歩き方も立ち振る舞いも…支援に身に付いた美の習慣

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Dr.衣理

阿月ちゃんは、そうやって宝塚時代から自然と身に付いている習慣がたくさんあると思うのだけれど、他にはどんなことをしているの?

城華さん

そうですね。あとは、必ずヒールを履きますね。ただ歩くだけじゃなくて、靴のかかとの減り方を見て、外側が減っているときは脚の内側を引き締めるように意識して歩いたり。たまにぼーっと歩いていると足が開いていることがあって、そういうときは「しまった!」と思って歩き方を直したりします。

Dr.衣理

やめろと言われてもできない感じよね(笑)。頭で考えるんじゃなくて、自然にそういうことをしているんだと思う。というのも、筋肉の意識のしかたを知っているから。どの筋肉を意識するのかによって引き締まり方が違ってくるんですって。

城華さん

あとは電車のホームのエスカレーター使わずに階段を上がるくらいでしょうか…。走るのも何か違うし、ジムにも行ったり行かなかったり。

Dr.衣理

じゃ、主にストレッチだけで体型をキープしているの? 阿月ちゃん、よく食べるのに(笑)。

城華さん

そう、衣理先生はご存知の通り私、本当によく食べるんです。朝からカレーライスを食べてケーキを食べて、それでも物足りないととクッキーやおせんべいをつまんだり。

Dr.衣理

でも、結局リセットされているのは、忙しくて食べられないときもあるからじゃないかしら?

城華さん

シュークリームだけとか、甘いものだけで一日を過ごすこともあります。お稽古の休憩のときも、一瞬でお腹いっぱいになるチョコレートとか、鳥の唐揚げをひとつだけとかでした。なんとなく、ですけれど、どこかで帳尻を合わせるように考えているのかもしれませんね。

Dr.衣理

それも意識せず、習慣化してるのね。確かに一緒に食事をしていると、阿月ちゃんはお腹いっぱいになるとそこで食べるのをやめる。私はお腹いっぱいでも食べる(笑)。そこは尊敬しちゃう!

城華さん

2時間後に食事、というときでもお腹がすいたら何か食べます。その2時間をがまんすると、一気にそれを吸収しようとするので。あと、夜遅くても甘いものを食べたりしますが、食べるのはお風呂に入る前まで。お風呂で燃焼するんです。どんなに遅く帰っても睡眠よりお風呂を優先。1時間以上はお風呂に入ってマッサージをして、お風呂から上がったら一切何も口にしません。水もむくむので、飲んだとしてもひと口程度。

Dr.衣理

阿月ちゃんは、そういうある1点ですごくこだわりがあるわよね。

城華さん

ありきたりですが、美は1日にしてならず。立ち姿ひとつにしても、毎日繰り返しトレーニングすることで、緊張しながらも本番でできるようになるんです。だから、毎日の習慣にして地道な努力を継続すること、そして何より意識することが大事だと思います。それも24時間、つね意識することが美しさにつながると思います。

Dr.衣理

阿月ちゃんの美の秘訣は「メリハリ」にあるのだと思う。それもただのメリハリじゃなくて、ある部分で極端にストイックだったり、逆にある部分は自分を許してあげる。そのさじ加減の絶妙さがプロということなんでしょうね。
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美の格言

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「美とは、目に見えない
24時間の努力の結晶!」

城華阿月

今回のお店/中国飯店 六本木店

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東京都港区西麻布1-1-5オリエンタルビル1F
TEL03-3478-3828
営業時間
月曜~土曜 11:30~14:00
17:00~翌4:00(L.O 3:30)
日曜・祝日 11:30~14:00
17:00~23:00(L.O 22:30)
http://www.chuugokuhanten.com

「東麻布にある『富麗華』もこちらのお店の系列で、上海蟹の季節には必ず訪れる本格中華料理店です。特に上海蟹の紹興酒漬けは絶品! 残念ながら、上海蟹のシーズンは終わってしまいましたが、黒酢の酢豚なども美味。個室も多数用意されていて、落ち着いて食事ができます」

今回のお料理

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上海蟹の紹興酒漬け 5,250円
とろりとして濃厚な甘みが際立つ上海蟹の紹興酒漬けは、一度食べたらやみつきになる美味しさ。
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黒酢の酢豚(小皿) 2,625円~
まろやかでコクのある黒酢ソースがしっかり絡んだ、甘さ控えめの本格酢豚もこちらの人気の1品。
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