人生を輝かせる『キレイ』が満載!

紫月香帆さん

2020年12月18日 公開

開運セラピスト 占い好きの祖母・母の影響で幼いころより占いや家相・風水に親しんで育ち、高校在学中から芸能活動をするかたわら、独学で九星気学を学び、そののち師事して本格的に手相を習得。 得意分野として手相・人相、四柱推命、九星気学、風水などがある。 それにタロット、姓名判断などその場に適した占術と豊富な知識を駆使した鑑定は的中率の高さとわかりやすいアドバイス、具体的な開運方法に定評がある。さらに四柱推命と風水をベースに研究を重ねた独自の「宿命カラー風水」、「十干風水」を確立。 開運セラピストとして雑誌やテレビ、携帯コンテンツ、オンラインスクールなど各方面で活躍中。 代表作の著書「やってはいけない風水」(河出書房新社)は33万部を越える大ヒットとなっている。

心の安定、真の笑顔、自信のある言葉で暮らせるように、日頃から努力しています。





Q1:紫月さまが風水師・開運セラピストを選ばれた理由やきっかけを教えてください。

幼少の頃より、占い好きの祖母と母の影響で占いや家相、九星気学など運命学に慣れ親しんでおり、ちょっとしたことで運気が上がり下がりするとか、専門家のアドバイスの言葉で前向きな気持ちになるものだと感じていました。

その後、学生時代から芸能の仕事をするようになり、その世界では、努力はもちろん必要ですが、“運が味方をしてくれる人は売れる”と実感したことが多々あり、芸能界でも運の良し悪しを理解しました。

芸能の仕事では時代劇の仕事が増えたのですが、京都に長期滞在の際に有名な占い師に鑑定してもらったことがあります。


その時、「あれ?この程度?私もそれくらいの知識はあるな」と思い、全然納得できなかったことがありました。

占いが身近だった家庭環境や独学してきたことから、知らず知らずに人一倍のプロレベルの知識がついていたのです。

その体験から、「自分は芸能ではなく、開運のアドバイスをすることでたくさんの人を笑顔に導きたい」と、風水師・開運セラピストとしての転身を決意。改めて勉強したり海外にも研修に行き、現在にいたります。

Q2:ご自身のお仕事の中で、特に印象に残っている出来事や思い出を教えてください。


かれこれ30年近く、この仕事をしているので(笑)、数えきれない思い出があります。

生まれたときに名前をつけた子供達が健康に成長して、大学に入学したり、社会人として頑張っていたりと、自分の道をしっかり歩いてくれているのは、この仕事をしてきたうえで最高の喜びです。

また、引越しはもちろんのこと、なかには土地から図面、土地のお清め、施工、完成と関わらせていただいたお宅もたくさんあります。

テレビ番組では、たくさんの芸能人のお宅に伺いアドバイスをしていますが、鑑定させていただいた方々の大活躍されている様子を見れるのは大変嬉しいです。

そのように多くの人々の人生の一部に触れさせていただけることは、光栄でやりがいがあります。


Q3:いままでのお仕事のなかで、最もご苦労されたことはどんなことでしょうか?


私が仕事を始めたころは、20代でした。当時は、占いや家相(風水)などは50代以降の先生ばかりでしたので、私は異質でした。

「人生経験の浅い若い人が他人の運や人生の一大事に触れるアドバイスなんて出来るわけがない」と、ずいぶん言われたものです。

雑誌やテレビなどマスコミに出始めたら「出たがりな派手な人。ルックスや話術などで受けようとしている」と指摘されたことも…。なかには、直接、「その容姿が武器なんでしょう?それだけでは、他人に対して説得力がない」なんて言われたこともありました。

ただ、考えてみれば、確かに中高年の方にアドバイスするには若すぎたのかもしれません。


一般的には20代後半から悩みが深くなってきて、誰かに相談したくなることから、占いにも興味を持ちはじめます。

なので、20代30代の方には、話しやすいと思ってもらえるよう努めたり、必死に勉強して本格的なアドバイスができるように頑張りました。

考えてみれば…あの風当たりのキツさがあったからこそ、成長したのかもしれませんから感謝ですね(当時は、泣きましたが)。


いまは、若い鑑定士やアドバイザーがたくさん増えて活躍されてますので、良い時代になりました。気がつけば、私が上の世代になっています(笑笑)。

Q4:紫月さまが風水師・開運セラピストとして大切にされていることを教えてください。


運命学の基本は古いものなので、現代に合っていないズレが生じていることがあります。しっかり勉強して、ベースの理論は活かして、時代にあったものにアレンジすることが必要だと考えています。

また、私は生活の全てが勉強だと思っています。私自身が幸せオーラや前向きエネルギーに溢れているようにすることも意識していますね。

当たり前ですが、私も生身の人間ですから悩みもあれば、問題が矢継ぎ早に起こることも…。でも、生活にくたびれていたり、悩みや苦労に負けている人が「風水」とか「開運アドバイス」を話しても説得力がありません。誰も耳を貸さないですよね?

「この人の言うことなら聞いてみよう!」「この人のアドバイスなら実行してみよう!」

そう思ってもらえるように、心の安定、真の笑顔、自信のある言葉で暮らせるように、日頃から努力しています。

Q5:運気をあげるために実践するべき“基本の風水”を教えてください。また運気をさげてしまう“ダメな風水”を教えてください。


風水は、環境学と統計学のハイブリッドな学問です。自分自身の衣食住をはじめ、周囲の環境を整えて、気の流れやエネルギーが高まるようにすることで、運気が上がります。

いつも最初にオススメするのは、玄関の風水。玄関はそのお家の顔です。玄関からは良い気も悪い気もたくさん出入りします。邪気をブロックして、良い気を多く招き入れることで家運が上がり、その家に住む人の運気に良い影響を与えてくれます。


ポイントとしては、

・靴をたくさん出しすぎない。
・明るく、スッキリとさせる。
・遊び道具や趣味のものなどをゴチャゴチャ置かない。

以上のことを心がけてください。

逆にこれは最大のNGとなるのは、空気の入れ替えをしないお家。こもった空気を外に出して、新しい気を取り込まないと全て停滞します。

また、物があふれていて、何がどこにあるのかわからないのも気が乱れて、運気はダウンしてしまいます。

Q6:紫月さまがお薦めの場所(パワースポット・お店など)を教えてください。


私が考えるには、パワースポットは“ご本人との相性”が1番大切です。他人がすごいと感じたとか、評判が良いと言っても、自分にはピンとこない場合もあるでしょう。逆に特に有名でもない場所でも、清々しく、かつ神々しい感じがしたら、その場所こそ自分にとってのパワースポットです。

でも、今回はせっかくですから、多くの人が感銘を受ける、とっておきのスーパーパワースポットをご紹介しましょう。

私は東京が拠点ですが、京都にセカンドハウスがあります。京都にはパワースポットはたくさんありますが、そのなかでもスペシャルな場所があり、それが「出雲大神宮」です。

出雲大神宮は、京都市内から少し離れた、京都府亀岡市に位置します。私は出雲大神宮の東京支部の役員を務めさせていただいていることからご縁もある神宮です。

本殿の後ろにそびえ立つ小高い山が御神体になりますので、お詣りの際には是非、歩きやすい靴でいらして、軽く山登りしてみてください。

心身が浄化され、エネルギーチャージされたことを実感できるはずです。

Q7:スキンケアや食べ物、健康法など美容に関するポリシーや美しさを保つ秘訣を教えてください。


人工美では、真の美のオーラを得ることが出来ない。健康美こそ、神々しい美のオーラを生み出す…。心身ともに健康でいることが、美しさにも繋がると考えています。

食事では、旬のものには高いエネルギーがあると思うので、野菜・果物・魚など、旬を感じられる食材を意識していただいています。

年齢のせいか、増えた体重は戻すのが難しく、お腹周りがどんどん脂肪を蓄えているので困ってはいますが(苦笑)。

私は身体を動かすことにはあまり積極的ではないのですが…動かさないとどんどん硬く可動域が狭くなるので、5〜6日おきくらいに、パーソナルトレーニングで軽く動かすようにしています。緩いメニューなので、リハビリみたいですが(笑)。

スキンケアは、あまり真剣に取り組んでないので今後の課題です。肌が薄く弱いので、刺激の強いことは避けて、保湿をしっかりするようにしています。

Q8:お仕事柄多くの女性とお会いすることが多いと思いますが、どのような女性を美しいと考えますか。


ひと昔前と今では、美の概念も変化してきたように思います。これからの美しい女性とは、しっかり自分の意志や目標を持ち、活きいきとしている女性です。

苦難があっても、それを表情に出さずに笑顔でいる。

周囲の人を大切にして、丁寧に接する、優しいその笑顔は、本当に美しく輝いて見えます。

白鳥は、優雅に水面を泳いでいるようですが、水面下では必死に脚で水を掻いて沈まぬようにしています。そんな、苦労を感じさせない努力は真の美を生み出します。

Q9:これまで女優の経験やワインアドバイザーの資格を持つなど紫月さまには様々な面がありますがそのバイタリティの源はどこにありますか?


ズバリ、好奇心とミーハー心です。

流行りものはチェックしますし、知らないことは積極的に調べたり聞いたりします。その上でさらに興味が湧くものは、掘り下げてリサーチします。物事に好き嫌いがないように見えるようですが、実は、嫌いなことには目を向けないし手を出しません。

そのかわり、自分に合ったもの、好きになれるものはすぐにわかります。興味が湧き、好きになったものとはしっかり向き合います。ワインもそうでしたが、自分がコレと思ったことで必要があれば、かなり勉強もします。

Q10:いま取り組みたいこと、将来的に手掛けたいプロジェクトをお聞かせください。


新しい時代と言われるように、令和になってから環境が変化してきました。

スピリチュアル、占い、パワースポット、風水なども新しい時代にふさわしい開運を目指していかないと空回りになります。

今後はインターネットやコンテンツで気楽に占いや開運アドバイスを受けるのが主流になるかも知れませんが、すべてがシステム化されるからこそ、やはり生きた体温の感じる、「その人だけのための直接の対面アドバイス」が貴重で最高の贅沢なのだと考えています。

なので、ちょっと特別な空間で、昼は開運カフェ、夜は開運ワインバーなど経営したいですね。

とはいえ、遠方の方、時間がない方のためには、オンラインなどを取り入れて、側にいるようなアドバイスを積極的に展開したいです。

オンラインという点では、すでにスクールをはじめています。そちらもより充実させて、占いに興味がある人からプロになってお仕事をしたい人まで、しっかり指導していきたいと考えています。

いずれにしろ、新しい時代は、誰もが無難に平均値を求めて生きるのではなく、個人個人が適正を見極めてその能力を引き延ばしていくことが必要になります。

時代の流れを理解して、これからも「皆様が笑顔あふれる人生を過ごすためのお手伝い」をしていきたいと意を決しています。

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