人生を輝かせる『キレイ』が満載!

植松晃士さん

2016年4月19日 公開

女性以上に女ゴコロを知り尽くし、多くのモデルや女優にも頼りにされている植松晃士さん。愛のムチとも言えるその辛口ながらも説得力のある言葉ひとつひとつは、ドキッとさせられることばかり!女子の心にぐっとササる”コージ語録”が今回の対談でもたくさん飛び出しました。

PROFILE

アタッシェ・ドゥ・プレスとしてファッションブランド、ジュエリー、コスメ、ファッションビルなどのPRを手がけるほか、ファッションプロデューサーとしても活躍中。
TVや雑誌などの多くのメディアで、女性のファッションに対する独自の視点と、その辛口トークが大好評。
美容医療やコスメに関しても幅広い知識を持ち、自ら取材した新鮮な情報をわかりやすく発信、世代を問わず多くの女性の共感を集めている。
『おブスの言い訳』(講談社)、『愛され姫になるのよっ!』(世界文化社)、『植松晃士のおしゃれコージ苑』(主婦と生活社)など著書多数。最近では、自身が開発を手がけたオリジナルフレグランスを発売。
オフィシャルサイト http://www.anthonyred.com

「女を楽しまないことは、もはや罪!罪を犯したら必ず罰が待っているんです」

Dr.衣理

まずは、つねに鋭い視点で女性を観察している植松さんの、女性の美についての考え方や、忌憚のないご意見を伺いたいのですけれど。

植松さん

いまや美容もおしゃれも二極化が進んでいて、クリニックでハイレベルなケアをするような人たちとそうでない人の差がはっきりしていると思うんですよね。先日もね、30代前半の女の子たちと仕事でお食事をする機会があったんですよ。で、独身の女の子たちはちゃんとヒールの靴を履いていたんですけれど、お嫁さんにいった子た ちはぺったんこの靴。髪もね、何カ月も美容院に行ってないらしく黒ゴムでしばっていて、そういうところにも差がでるなあと思って…。「それじゃ浮気されるわよ!」って叱ってあげたんですけどね。「黒ゴムは大掃除のときだけ でいいの」って(笑)。自分なりにはきれいにしてきたつもりなんだろうけど、家庭に入ってちょっとあぐらをかいてるうちに、スタンダードな部分のレベルが下がっちゃってるというか…。そういうのが女性としていちばん罪だと思う。美しいとか美しくないとかを超えて、罪!

Dr.衣理

罪!(笑)

植松さん

罪を犯したら必ず罰を受けるんです(笑)。その罰は、ご主人から浮気されることかもしれないし、髪型を変えても気づいてもらえない罰なのか、似合いそうだからこれ買ってあげる、って言われなくなる罰なのかもしれない。それに、これから歳をとってどんどん朽ちていくのに、30代のいまこの有り様で、この先どうなっちゃうと思う!? って脅かしておいたんですけれどね(笑)。

「”女性活動”を止めないこと!キラキラしたところに常に足を踏み入れてないと、美に反応する細胞が死んじゃうのよ」

 (2435)

「フェイスラインの崩れた女はやぼったい。家では寝ながらお尻ボリボリ掻いてるみたいな緊張感のない暮らしぶりを想像させるから」

Dr.衣理

確かにつねにどこかに意識を持っていないと、女性として後退しちゃうのは間違いないですよね。女を怠けていると美に対するセンサーも感覚も鈍くなるというか。

植松さん

そう。だから美しくあるためには「止まらないこと」。美しいものをたくさん見たり、楽しいことをしたり、きれいなものに触れるとか、あるいは習い事をするとか、自分自身を磨くことも含めて“女性活動”を止めないことですよね。立ち止まってしまうと美に反応する細胞や感じる細胞が死んでしまうの! そうなると取り戻すのは大変だから、常にキラキラしたところに足を踏み入れていないと、女性が女性らしく美しくあることって難しいんじゃないかしら。最近の流行ってよくわからないとか、まわりが変だくらいのことを言う人がいるけれど、僕はそれがいちばん不幸だと思うんですよね。女性が女性であることを楽しまないことが。

Dr.衣理

逆に、植松さんが美しいと思う女性って?

植松さん

僕は美しさって目鼻立ちじゃないな、とつくづく思う。日々を穏やかに心豊かに暮らしている人っていうのは表情もやさしいし、しぐさにも言葉遣いにも洗練された美しさが滲み出るじゃないですか。そういう女性が本当の意味でのきれいな人じゃないかな。ただ! 目鼻立ちじゃないって言いながらも、輪郭は大事! フェイスラインが崩れている人はどこかやぼったい。洗練された暮らしをしてない、緊張感がない暮らしをしてるんだろうな、って想像できてしまうから魅力的に見えないですよね。家では横になってお尻ボリボリ掻いているんだろうなあ、とか(笑)。逆に女優さんとかタレントさんって人に見られる緊張感がつねにあるでしょうから、フェイスラインとかもキープできそうじゃないですか。もちろん彼女たちはそれ以上に食事をコントロールしたり、運動したり、実はすごく努力されてますし。だから努力なくして美はない、と思うんですけれど。先生はどう思いますか?
 (2449)

「女であることに終わりはないのよ。そう、死ぬまで!」

 (2451)

「”末端おブス”に要注意。髪、手、足元のお手入れが行き届いていない人はただのジミ女、もしくは風景か雑草!」

 (2453)

Dr.衣理

美しさを磨くというのは自分をマネージメントすることなので、生き方も、そして内臓も磨く(笑)! そういう意味で私は中身磨きプラス、表面磨きも大事なポイントだと思っています。だってね。ヒアルロン酸を入れて顔立ちの印象がほんの少し変わっただけで、お洋服のセンスや髪型が変わったりする方もいらっしゃるんですよ。話し方まで変わるし、極端にいえば人が変わる!

植松さん

そうですよね。容姿じゃないと言いながら、容姿によって自信が生まれる場合も当然あるし。きれいになるのがイヤだなんて女性はひとりもいないわけだから。そうよ~、着飾ったりするのが好きじゃないとかいう子がいたら、「どの口が言ったんだい!?」っておしおきですね(笑)。素直になればいいんですよね。

Dr.衣理

自分を好きになると相乗効果も生まれると思うの。自分を好きになって、ちょっと努力してきれいになったら自分をもっと好きになる。

植松さん

それには貪欲にならないと。女に終わりはないの、死ぬまで!(笑)。でも死ぬまでそうやって女を楽しめることがどれほど幸せかって思いますけれどね。それにいまの時代ってお手本になる人とか、教えてくれる人がたくさんいて、流行も細分化されてるので、良しとされてるものがたくさんあるじゃないですか。そういう意味では自分に合うものをチョイスできる時代ですよね。逆にいうと、それだけ便利でいい時代だから差が開いちゃう。ああ、恐ろしや、恐ろしや~(笑)。

「『痩せなきゃ』って言ってるだけでは痩せられない。自分が切実に望まなければ欲しいものは何も手に入らない!」

 (2482)

「最終的に行き着くのは、美=健康です」

Dr.衣理

ちなみに植松さんご自身は、美容で凝っていることは何かあります?
 (2483)

植松さん

僕ね、周りの人も驚くほどお水をほとんど飲まなかった人なんですが、最近お水を飲むようになったの。朝起き抜けに500ml飲んで、12時にまた500ml、夕方に500ml、夜寝る前に500mlというふうに1日2リットル。それに加えて半身浴をするようになったら、汗かき体質になっちゃって、それだけで1カ月で2キロ痩せたの!

Dr.衣理

お水で代謝が上がっている!?

植松さん

お腹いっぱいになるので、食欲のコントロールにもなっている気がして。以前から痩せなきゃ、と思ってはいたんですけれど、でも自分では太ってる、という問題意識がまったくなかったと思うんですよ。本気で自分が望まないとダメなんですよね。

Dr.衣理

何かのきっかけがないと。

植松さん

そう。お水を飲む習慣はドクターへの取材がきっかけだったんですけれど、衣理先生含め、どの先生も共通して最終的には「美=健康」とおっしゃるんですよね。それで栄養素のお話とかもいろいろ伺ったんですが、簡単ですぐにできて誰かにお願いしなくても、お水なら冷蔵庫に入ってるじゃないですか。そんな手軽なところからやってみようと思ったら、調子がよくなっちゃった。 サプリは続かなかったけど、お水は習慣として定着してきているの。それがとっても嬉しいことなんです。

Dr.衣理

やはり、継続できるものが自分に合ってるということなんでしょうね。

植松さん

あとはイヤなことをしない。ストレスを溜めない。ストレスになるものはなるべく避けて、ストレス受けちゃったときはその日のうちにリセットする。まあ、寝て起きたら覚えていられない、っていう便利な体質もあるんですけどね~(笑)。

Dr.衣理

まだまだ楽しいお話を続けたいけれど、最後に、美しさを手に入れたい女性に辛口なアドバイスをぜひお願いします!

植松さん

「末端おブス」になってはダメ! 顔だけいくらきれいにしても、髪にツヤがなかったり、それこそ黒ゴムでしばって手を抜いた髪型にしてたり、ネイルをおろそかにしたり…髪、手、足元といった末端がお粗末だと、洗練されて見えない! 
一般的にはシンプルなお洋服が多い中、末端のお手入れが行き届いていなかったらただのジミ女でしょう? 風景または雑草(笑)。それが一輪の美しく咲き誇る花になれば、牛だって寄ってくるんだから! 人が刈り取ってくれるのは当然のことでしょ?

美の格言

 (2507)

「美しさは女性の武器!丸腰じゃ戦えないでしょ?」  植松晃士

植松晃士さんのハマりものをチェック!

★印がついた製品は植松さんのオフィシャルサイト
http://www.anthonyred.com/ から購入できます。

大人気音波洗顔で肌がつるっつるに!

 (2515)

「アメリカでも大ヒットしている洗顔器。ゴシゴシ擦る洗顔と違い、音波の振動で汚れを浮き上がらせるので、毛穴の奥の汚れまでさっぱり落としてくれます。ボディ用とフェイス用の両方で全身丸洗いすると肌が本当につるっつるになります! 頭皮にも使えて便利」右/クラリソニック mia ¥19,800左/クラリソニック プラス ウィズ ボディポリッシャー ¥29,800(ジェイメック)

構想10年!植松さん開発のフレグランス

 (2518)

「香りが飛ばないものを作りたくて、僕が10年かけて開発したオリジナルのルームフレグランス。ボディにもつけられるのでハウスリネンにも安心。女の子らしい甘い香りの『ラブホリック』と、透明感のあるさわやかな香りをイメージした『オールフォーユー』の2種類」アンソニーレッドフレグランスミスト 各115mL ¥7,350

足元のおしゃれで末端まで手抜かりなし!

 (2521)

「トッズの靴は実は初めてのデビュー。コンサバな感じがしてあまり興味がなかったんですが、履いてみたら足入れのよさとあまりのフィット感のよさに感激! 色違いで2足買いしちゃいました。一目惚れしちゃうと他が見えなくなるのは、人も物も一緒よね♡(笑)」
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