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桜沢エリカさん(後編) ~キレイの習慣編~

2018年9月15日 公開

19歳で漫画家として華々しくデビュー。 女性のリアルを描写する女性漫画家として、 数多くのヒット作を生み出している 桜沢エリカさんにDr.衣理がインタビュー。 今も変わらぬ美の秘密やご自身で思い描く 美しさの定義を伺いました。


撮影 / 国井美奈子

PROFILE

コミック誌やファッション誌など多方面で活躍中。
女性の心情をリアルに描写した漫画やイラストを多く手掛けるほか、そのファッションセンスも注目を集める。91~93年、名作「メイキン・ハッピィ」(祥伝社)で人気が不動に。
97年飛鳥新社より選集(全10巻)刊行開始。最新刊は『バレエで世界に挑んだ男』光文社。

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「自分のことは自分でできる…そんな自立している女性を美しい人だと思います」...桜沢さん

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Dr.衣理

対談の前半でちらっとお話いただきましたが、エリカさんのご家庭ではご主人が家事などの“主夫”をしていらっしゃるのですよね? 

桜沢さん

はい。やはり人には向き、不向きがあるから、お互いにできるほうをやったらいい、と。それでうちは自然にこういう形態で暮らすようになりました。

Dr.衣理

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それはご夫婦で相談されて「どうしようか?」という感じで?

桜沢さん

そうですね。当初はお互いに仕事して、私が食事を用意していたのですが、妊娠して結婚するときに、仕事のことなどさまざまなタイミングがあって。彼に子どもを育ててほしいなと思うようになり、それで話し合ってお願いしてみたんです。

すると、自然な感じで「やります!」と言ってくれて。私たちがそういう形態で暮らし始めたときは、随分珍しがられましたが、最近は“主夫”願望の男性が増えているかな、とも思いますね。

Dr.衣理

では、お洗濯や掃除だけでなくお食事やお子さんの保護者会等の学校行事にもご主人が参加されるのですか?

桜沢さん

はい。手料理を作ってくれます。得意料理はハンバーグとか(笑)。少しずつレパートリーが増えて、いまでは煮物も用意してくれるようになりましたね。 他のお母様たちとも上手に関係を作ってくれていますよ(笑)。

でも、実は、私の憧れは専業主婦だったりするんですよ。子どもに手作りのおやつとか、お手製の洋服とか…そういう経験もしたかったなぁと、たまに思います(笑)。

Dr.衣理

私も仕事をしているからわかりますが、仕事も家庭も両立するのは、とても難しいことですよね…。

桜沢さん

はい。もし専業主婦になると、どこかで自分を抑制しなきゃいけないところが、いろいろとでてくるし…やはり私には難しいなぁと思いますね。寂しいけれど…。専業主婦も本当に大変なお仕事ですよね…。

Dr.衣理

本当に! 私なんて、家事は出来ないことだらけです(笑)。

話は変わりますが、エリカさんが目指していた女性像はありましたか?

桜沢さん

自分のことを自分でできる女性ですね。自立といいますか、ひとりで、自分の脚で立っているような、しっかりした女性は美しいなと思います。

Dr.衣理

強くて美しい女性…それは、エリカさんご自身ではないでしょうか!


「女性ホルモンがでるような何かを見つけることは、若々しさのために必要なことだと実感します」…Dr.衣理

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Dr.衣理

では、普段はどんなことでリフレッシュされていますか?

桜沢さん

バレエが好きなので、公演が多い月は毎週末、バレエ鑑賞に出かけていますね。その後、上野であれば日本料理の韻松亭で、食事をしたり。特にお花見のシーズンは桜の大木があるのでとてもきれいですね。

あと、先日行った、アンダーズ 東京の最上階にある、ザ タヴァン グリル&ラウンジも気持ちが上がりました(笑)。春野菜がいっぱいのパスタに、空間も吹き抜けになっていて、とても気持ちよくて。また行かなきゃと思っています。

Dr.衣理

美しいものを観たり、心が動くような経験をすると、感覚がブラッシュアップされますよね。

私の場合は宝塚(笑)。舞台を観て、その現実にはありえない美しさにふれると、仕事を頑張る活力が湧いてきます。わくわくドキドキが必要ですよね(笑)。

桜沢さん

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そう! 好奇心が旺盛な人は、いきいきとして、きれいだなと思います。常にマイブームがあったり、いろんなことに興味を持ち続けることが、いつまでも若々しくいる秘訣ですよね。

Dr.衣理

本当に、たとえ夫婦であっても子どもがいると、子どもありきで、いつのまにかときめきがなくなって、家族になってしまう。もちろん、夫婦でときめくような何か興味があれば一番ですが、それも難しい…。

では、どこでときめきを持てばいいかというと、何かを好きになって、自分の気持ちを半強制的にあげていくことだと思いますね。

桜沢さん

そうそう、あげあげで(笑)。 私も、それで今後も更なるパワーアップを図りたいと思います。GO!GO!ですよ~(笑)。

Dr.衣理

減らしていく場合では無いので、女性ホルモンを自然に出していく(笑)。 何もときめくものがないと、男性になってしまうというか…。オジサンになってしまう(爆笑)。

お互いにときめきを忘れずに、強くしなやかに生きていきたいですね。


Dr.Eri’s impression 桜沢さんとの対談を終えて...

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昔からのイメージ通り、ご自身に素直でとてもまっすぐな方でした。ライフワークバランスがとても自然体で実践されていて、結果的に時代の先端になっていると…意図しているわけではなく、振り返ると時代が追い付いてきているような…それを意識すること無く実現してしまう。その感性はさすがだと感服しました。これからも一ファンとしても熱く応援しています。


Practice of Beauty キレイの習慣

1日に3,4杯は飲んでしまう 星野製茶園の日本茶

「日本茶が好きで、昼食をとった後、3,4杯は飲んでいます。特にこちらのお茶は香りがよく、パッケージを開けた瞬間の香りが好きですね。日本茶が好きすぎるせいか、飲むと頭痛が直ったりします(笑)」。
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左)易さんの香る烏龍茶 凍頂四季春茶 ¥1,500/久順銘茶 

右)星の煎茶 特撰ほしの ¥2,000/星野製茶園

バレエ界の異端児、 セルゲイ・ポルーニン

「英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルになり、人気のピークで電撃退団したセルゲイ・ポルーニンのドキュメンタリー。いままでにないタイプのダンサーで、身体も踊りもかっこいい」。


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20世紀にパリに実在した、 私営バレエ団を描いた「バレエ・リュス」

「去年出した単行本です。バレエ・リュスとは、20世紀初頭にパリを中心に活動した私営のバレエ団のこと。その学術研究をベースにストーリーを考えました。衣装デザインを手がけたココ・シャネルなども登場します」。


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