PROFILE
2007年メキシコで開かれたミス ユニバース2007世界大会で、審査員の満場一致で優勝。
日本人として48年ぶり、史上二人目のミスユニバースとなる。
現在はモデル、講演活動などで全国を飛び回るほか、
地元である静岡にダンススタジオ「I.R.M.アカデミー」を開設し、
アーティスティック・ディレクターとして、約250名の生徒を直接指導している。
著書に「シンプルライフ」(アメーバブックス新社)
公式ブログ「SPARKLE TIME」http://ameblo.jp/mori-riyo/
公式サイト「I.R.M.アカデミー」http://www.irm8880.com/
「“ミス ユニバース”として力まなくなった時、自分の気持ちを素直に伝えられるようになりました」...森さん
Dr.衣理
今日もN.Y.から帰国されたばかりとか! 美しさや体調を維持するのが大変ですよね。
森さん
そうですね。ミス ユニバース時代は世界各国を訪れていたのですが、フライトで長距離の移動が続くので体調管理に配慮しなければなりませんでした。
特に(ミス ユニバースの)任期中は、『優勝してから1年間は、容姿を変えていけない』ということが契約書の規約に書かれていて。だから、顔、身体ともに、いまの状態を維持しなければ、という緊張感はありました。
Dr.衣理
森さん
でも、そんな風に自分に良く見せようと思って活動しているうちに、自分自身じゃなくなくなりそうなことがありまして。
Dr.衣理
頭で考えることより感じることを尊重しなければ、自分が見えなくなることがありますからね。
森さん
はい。それでさまざまな活動をしていくなかで、無理に背伸びをするのではなく“20歳の女性”として、どう振る舞うべきかということを考えればいいことに気づきました。
尊敬する稲盛和夫さん(京セラ名誉会長)の著書に『何が正しい答えがわからない時は、人間として何が正しいかという本質に立ち返ること』とあるのですが、「ミスユニバースだから」と力むことなく、その時の自分の気持ちをオープンにして、いろんな境遇にある方とふれ合っていくうちに、自分の思いを素直に伝えられるようになりましたね。
「きれいになりたい、健康でありたい、という思いは、世界各国で共通する願い」...Dr.衣理
Dr.衣理
素晴らしい経験をされたのですね。私のクリニックにもアラブや中国など世界各国から患者様がいらっしゃいますが、日本人の患者様と同じように接するように心掛けています。もちろん各国ごとに生活習慣の違いや、その国なりの価値観や美意識はあるものの、このクリニックでご本人が希望されていることや、健康でありたいという思いは共通ですからね。
先入観をもたずに、目の前の患者様とひとつひとつ向き合っていくというコミュニケーションは大切だと思っていて。
森さん
チャリティというととても高尚な活動のような気がしますが、その基本はコミュニケーションであり、相手に気持ちを伝えること。世界のひとり一人がそんなコミュニケーションができれば、人種や国境の壁を越えられることを実感しました。
「相手と向き合って話をすること。それが相互コミュニケーションの基本だと思います」...森さん
Dr.衣理
相手の職業や境遇もさまざまでしょうし。
森さん
Dr.衣理
森さん
でも、現在、私の地元である静岡で「I.R.M.アカデミー」というダンススタジオを母と設立したのですが、レッスンを教えている生徒さんとのお付き合いは一瞬では終わることはありません。ひと月に何度も通ってくださる方が多いからこそ、相手と向き合うことが必要になってくるんですね。
だから、憶測ではなく腹を割って話をすること。それもミスユニバース時代に学んだ、大切なことです。
もちろん、すべてのことにそういった姿勢で対応しているわけではありません(笑)。
でも、現在、私の地元である静岡で「I.R.M.アカデミー」というダンススタジオを母と設立したのですが、レッスンを教えている生徒さんとのお付き合いは一瞬では終わることはありません。ひと月に何度も通ってくださる方が多いからこそ、相手と向き合うことが必要になってくるんですね。
だから、憶測ではなく腹を割って話をすること。それもミスユニバース時代に学んだ、大切なことです。
森理世さんのきれいの哲学
尊敬する稲盛和夫さんの著書。高校生の時からの愛読書です。
君の思いは必ず実現する 稲盛和夫著/財界研究所
生き方 人間として一番大切なこと 稲盛和夫著/サンマーク出版
N.Y.出張時に入手した、OPIのN.Y.バレエシアターの限定コレクション
OPI CARE TO DANSE?
(NL T53) ピンク、MY POINTE EXACTLY (NL T54) ブルー、BARRE MY SOUL (NL T50)ベージュ/すべて森さん私物