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肌や外見の深い悩みを救う“カバーメイクアップ”

2017年11月20日 公開

メイクアップのなかで、生まれながらのあざや傷あと、がん治療の副作用による外見の変化に対応するアイテムがあることをご存じですか? これらは資生堂をはじめ、数社が取り組んでいる肌の深い悩みを解決するために開発されている“カバーメイクアップ”と呼ばれるもの。

 

なかでも、最近ニーズが増えているのが、抗がん剤治療の副作用による肌色のくすみやくまをカバーしたり、薄くなったり脱毛した眉や目もとのためのメイクアップやテクニックといいます。

 

抗がん剤治療は、治療そのものも肉体的にも精神的にもとても大きな負担が伴います。それに加え、見た目に現れる副作用は、患者にさらなる心理的負担を与えてしまうことに。そのマイナスの変化は患者の将来への希望を奪いかねません。

 

カバーメイクアップとは、そのような見た目の変化を、メイクの力でゼロへと“リセット”するもの。見た目印象を改善する救世主になり得るアイテムなのです。

 

しかも、その技術進化は著しく、2017年10月に発売された資生堂の最新作、パーフェクトカバー ファンデーションでは、気になる部分に“指塗り”するだけで、テクニック要らずにくすみや濃いシミをカバー。さらに、衣服へのつきにくさや、汗や水にも強いウォータープルーフ性を付加するなど、つけ心地やもちを大幅に改善しています。

 

パーフェクトカバー ファンデーション M V 7色 20g ¥3,500/資生堂

 

 

加えて、銀座にある資生堂ライフクオリティー ビューティーセンターをはじめ、全国で約380箇所の店舗(2017年11月現在)や医療機関などでカウンセリングを無料で行っており、外見に悩みがある人でも気兼ねなく外出できるようなサポートを行っています。

 

資生堂 ライフクオリティー ビューティーセンター
東京都中央区銀座7-5-5 資生堂銀座ビル5F
℡03-3289-2262(完全予約制・カウンセリング無料)
営:11:00~18:00 休:月・日曜、祝日
http://www.shiseidogroup.jp/slqc/

 

治療薬や医療技術の進化により、人は長生きできるようになりましたが、それに比例して、がんをはじめ、成人病が増加しているのが事実。

 

もしも自分や家族、大切な人が外見上の変化や後遺障害を患ってしまった場合、こうしたカバーメイクアップが生きる支えになることがあります。女性だけでなく、男性でも、眉毛を描くだけで、顔立ちが凛々しくなり、「以前の自分に戻れた」と元気な表情になった、というケースもあるといいます。
単にかっこよくなること、美しくなることだけがメイクではありません。
生きる希望、将来への期待を与えてくれるカバーメイクアップの存在を、ひとりでも多くの読者に知って頂きたいと思っています。

 

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