ツヤ肌やツヤ唇のトレンドは定着していますが、去年から新たな潮流として台頭してきたのが、“マット質感”です。
以前はマット質感と聞くと“厚塗り感”などと、マイナスなイメージがありましたが、質感テクノロジーが進化したことで、ふんわりマット、透明感マットなど、弱点をカバーして、イマドキな質感に仕上げたアイテムが増加。
さらに欧米のインスタグラマーの間ではマット質感が人気なこともあり、日本にもそのトレンドが到来しています。
なかでも顕著なのがリップアイテム! イヴ・サンローランからは新しいリップシリーズとして登場したタトワージュ クチュールは、その代表格。唇をマットカラーで染め上げたような“ベアスキン マット”質感は、濃密発色と軽やかさを両立させた新感覚。
まるでタトゥーインクのように密着した発色で、鮮やかな唇に仕上がります。これからのイベントシーズンにも活躍してくれそうな新作です。
タトワージュ クチュール 全18色 ¥4,300/イヴ・サンローラン・ボーテ(10月6日発売)
ボビイ ブラウンからは、するするとなめらかなテクスチャーで、透けるようなマット質感に仕上がる新作、クラッシュドリップカラーが誕生。
発色がとてもソフトで、ナチュラルな印象に仕上がるので、マットリップ初心者にもおすすめ。唇の中央部にのせて、ステイン風味に仕上げるのもおしゃれです。
クラッシュドリップカラー 全20色 ¥3,600/ボビイ ブラウン(9月29日発売)
これまで“つや肌”をつくる印象が強かったクッションファンデーションでもマット~セミマットのトレンドが到来しています。
仕上がりの美しさとエイジングケアを追求しているのが、ランコム アプソリュのクッション。クリーミーなフォーミュラで頼もしいカバー力を実現しつつ、美容成分ではローズオイルや24Kゴールデンパール、アデノシン、ダイズエキスなど美容液クラスの有用成分を配合。
さらに、別売りのブラシで肌を磨き上げると、より肌と一体化して、文字通り“疑似美肌”をつくることができます。大人肌にぴったりなクッションです。
アプソリュ タン クッションコンパクト SPF50+・PA+++ ¥11,000/ランコム(9月29日発売)
最後に紹介するのはマットタイプのコンシーラーです。今年の3月に発売されて以来、大ヒットしているのがNARSの新作コンシーラー。
NARS ソフトマットコンプリートコンシーラー 全8色 各¥3,400/NARS JAPAN
オイルフリーのクリームタイプで、色素がぎっしり濃密に配合されており、シミはもちろん、ホクロもカバーできてしまうほどの修正力を発揮。それなのに柔軟性があって軽いという仕上がりで使い勝手もバツグン。
カバー後は毛穴落ちやよれもないので、機能性にも優れている一品です。