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2016新作香水は“透明感のある、大人ムスキー”がトレンド!

2016年7月28日 公開

今年の夏から秋にかけて登場する新作香水は、透明でありながら奥深い香りが残る香りがトレンド。これまで、一般的にはフローラル系の華やかな香りが主流でしたが、新作ではわかりやすいフローラルというよりも、スズラン、ジャスミンといった濃密さやセンシュアルなフローラルが台頭。そこへイランイランやムスクといった香りが奥行きをもたらせることで、透明感がありながらもグッと大人らしい香りに仕上がっています。

シャネル

代表格といえるのが、シャネルから登場するN˚5シリーズの新作、N˚5 ロー オードゥ トワレット。1921年に誕生したN˚5は絶対的な名香として、時を超えて女性に愛され続けていますが、シャネルの3代目調香師であるジャック・ポルジュが、1986年にN˚5のフォーミュラをより現代的にアレンジした新作を発表。そして、今年、その息子であり、4代目調香師のオリヴィエ・ポルジュが生み出したのがN˚5 ローなのです。

こちらは従来のN˚5の核となる香りを踏襲しながらも、ロー(水)というネーミングの通り、フレッシュさをより際立たせていることが特長。清々しいシトラスノートが、従来のパウダリーな印象を払しょく。イランイランにはグリーンのニュアンスを、ジャスミンにはエアリーな軽やかさを加えることで、よりライトなニュアンスに進化しています。日本人女性にもより身につけやすい、軽やかな香りです。

ブルガリ

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ローズ ゴルデア オードパルファム 50ml 12,800円/ブルガリ(8月31日発売)
ブルガリから発売される新作、ローズゴルデアはクレオパトラが放つ美しさと女性らしさを表現したブランド最上位といえる新フレグランス。フレッシュさ、フェミニンさを前面に打ち出した、日本人好みのローズの香りに仕上がっています。

採用したローズは洗練された香りをもつダマスクローズ。そのローズとジャスミンが溶け合いながら、ムスクやサンダルウッドが深みを添えた、とても上品なノートに仕上がっています。これまでのブルガリのフレグランスシリーズには属さない、まったく新しいシリーズだけあり、いままでにないフレッシュな印象を得られる香りです。

ボトルデザインはブルガリのコレクション、セルペンティがモチーフで、ブルガリの最上級ジュエリーだけに使用されるローズゴールドを使用しており、名実ともにハイエンドな仕上がりです。いままでブルガリを身につけたことがないかたにも試していただきたいフレグランスです。

イッセイ ミヤケ

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ロードゥ イッセイ ピュア オードパルファム 50ml 12,100円/ブルーベル・ジャパン
3つめにご紹介するのは、1992年に発売されたイッセイ ミヤケ パルファムの名香、ロードゥ イッセイの新作、ピュアです。初代から24年の月日を経て発売されるピュアは、“海の潮風”の匂いである新しい香気成分、マリティマを加えたり、ウッドやムスクのニュアンスをつけることにより、より官能性が高まっているのがポイント。

初代同様に水のイメージを踏襲しながらも、よりエネルギーを感じる香りに仕上がっています。性別や年代の垣根を超えて、誰もが似合うという普遍性のある香りに仕上がっている点はさすがです。

単に“軽い”だけではなく、みずみずしさや繊細さが残り香になる新作香水は鮮烈なインパクトを感じる香りばかり。ファッションとともに香水もアップデートしましょう。
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